生きるって、苦しい。でも、それだけじゃない。「四苦八苦」の先にあるもの。

2025/06/17 23:50

こんにちは、幸せへ進む道しるべ山形県心の相談室インナーハート

お読み頂きありがとうございます。

庭に咲く牡丹

人生には、泣きたくなるような日もありますよね。
思うようにいかない仕事、人間関係、健康、老いや死…。
でも、それらすべてが「生きている証」だとしたら？
今回は、そんな視点から「四苦八苦」という仏教の言葉を通して、心が少し楽になるヒントをお届けします。

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人間には、様々な苦しみがあります。

思い浮かべれば、あんな苦しみ、こんな苦しみと様々な苦しみが浮かんで来ることと思います。

その中の一つが、生老病死（しょうろうびょうし）です。

生きていくの苦しみ。

老いていく苦しみ。

病気になる苦しみ。

死んでいく苦しみ。

まとめて、それを「四苦」と言います。

そして、私たちが日常生活の中で日々出会う苦しみも多々あります。

「愛別離苦」（あいべつりく）。

・・・愛する人と別れる苦しみになります。そこには、死別もあれば生き別れもあります。

「怨憎会苦」（おんぞうえく）。

・・・怨み憎んでいる嫌なヤツとも出会わなければならない苦しみになります。

「求不得苦」（ぐふとくく）。

・・・お金、地位、恋愛など、欲しいもの求めるものが手に入らない苦しみになります。

「五蘊盛苦」（ごうんじょうく）。

・・・人間の心身をつくっている色・愛・想・行・識の五要素から生じる苦しみのことになります。

合わせて、日常生活の中でも４つの苦しみがあると言うわけです。

最初の「四苦」と、この「４つの苦しみ」をまとめて「四苦八苦」となりました。

人間にある四苦八苦。

それは、誰もが持つ苦しみです。

だからこそ、この世の中ではみんなと支え合って生きねばなりません。

さすれば、一つずつ、一つずつ、苦しみが和らいでいきます。

あなたも、わたしも、みんなが、幸せになる世の中です。

今、幸せの人は、そのまま幸せに。

今、苦しい人は、今から幸せに。

そうなる世の中です。

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